中京大中京・畔柳が登場!/センバツ25日見どころ

ドラフトファイル:畔柳亨丞

<センバツ高校野球:25日の見どころ>

第6日は1回戦の最終カードで優勝候補の中京大中京(愛知)が登場する。注目は、最速151キロのエース畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手(3年)だ。自己最速が150キロを超える剛腕4投手を称した「ロケット四天王」の大トリを務め、攻守ともに粘り強い野球を展開する専大松戸(千葉)に挑む。

畔柳はチームの勝利を最優先する。「自分はスピードのことをよく言われるのですが、チームが勝つために投げて勝てる投手を目標に」。ライバルは24日の県岐阜商戦の甲子園デビューで完封勝利を挙げた市和歌山・小園健太投手(3年)だ。「投げ合いたい。中学のとき、0-1で投げ負けている。今度は絶対に勝ちます」と意気込んだ。両校ともに勝ち進めば、第10日の準決勝で対戦がかなう。

自らを「ストレートとカーブ。この2つが軸になります」と説明し「実戦感覚は、ほぼ秋と同じくらいです。自分のなかでは、やっと甲子園で戦える気持ちがあって、チーム内で1人1人の意識が高まっている。甲子園の試合でベストピッチを尽くすのが、自分の役目です」と気合十分だ。

同じロケット四天王の大阪桐蔭・松浦慶斗投手、関戸康介投手(ともに3年)は実力を発揮できず、敗れ去った。大舞台の甲子園で力量を示せるか。勝負度胸も試されるマウンドになる。

中京大中京は勝ち進めば準決勝まで1週間以内に4試合を戦い、今大会から導入される「1週間500球以内」の球数制限をにらむことになる。高橋源一郎監督(41)は「投手は畔柳を中心に5投手いる。日程的に見て、6日目以降を考えるとタイトになる。他の投手の出来もカギを握る」と説明する。畔柳からの継投策もポイントになる。