仙台育英が13点大勝で8強一番乗り 甲子園50勝

神戸国際大付対仙台育英 4回裏仙台育英1死一、三塁、吉野の中犠飛で三走渡辺(中央)が生還する。捕手西川(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:仙台育英13-5神戸国際大付>◇25日◇2回戦

仙台育英(宮城)が13点を奪い神戸国際大付(兵庫)に大勝、ベスト8一番乗りを果たした。これで甲子園春夏通算50勝となった。

1回裏、2死二、三塁から秋山俊外野手(3年)の2点適時内野安打で先制。2回にも無死二、三塁から内野ゴロとスクイズで2点を加えた。3回には4安打を集め3点、4回にも1点。6回にも2つの押し出し四球などで4点、7回にも1点を加えるなど14安打で13点を奪った。

守っては先発の松田隆之介投手(3年)が6回1失点の好投。7回以降、救援陣が失点したが大量点に守られ危なげなく逃げ切った。

神戸国際大付は先発したエース阪上翔也(3年)が2回途中4失点で降板。その後も失点を重ね2桁失点。16年ぶりの8強入りを逃した。