加藤学園ライバル飛龍倒す 石山好投リベンジ果たす

2番手で好投した加藤学園・石山

<春季高校野球静岡県地区大会:加藤学園8-1飛龍>◇東部地区3回戦◇27日◇沼津・愛鷹球場

静岡県大会(来月24日開幕)出場校が出そろった。東部地区では、加藤学園が8-1の7回コールドで飛龍を下した。昨夏の県独自大会1回戦で敗れた相手に雪辱を果たし、2大会ぶり10度目の県切符を手にした。この日勝利したチームと推薦の三島南を加えた計25校が、県大会に出場する。

加藤学園が、沼津市内で隣接するライバル対決を制した。先制を許すも、3回途中から登板した石山拓真投手(2年)が好投。4回1/3を2安打無失点に抑えて流れを引き寄せた。「低めに集めて、打たせて取れた」。昨夏は、8月の甲子園交流試合出場を決めていたが、7月の県大会で飛龍に1回戦敗退。8カ月後のリベンジをコールド勝ちで果たした。石山は「先輩たちの思いも背負って準備してきた」と実感を込めた。

打線も奮起した。5回に打者一巡を超える猛攻で6点を奪って逆転。序盤こそ抑え込まれたが、チーム全体で狙い球を絞って中盤に攻略した。2-1の1死満塁から2点適時二塁打を放った杉本陽哉(はるや)内野手(3年)は「高めに浮いた球を狙っていた」。思惑通りの一打で、さらにリードを広げた。

昨秋は県3位。選手たちは「県大会優勝が目標」と声をそろえる。まずは東部地区王者を目指して、来月3日の準々決勝では富士と対する。【古地真隆】