九州国際大付・山本大揮が5安打完封、全力「バテバテ」も体力強化実った

<高校野球春季九州大会:九州国際大付2-0大分舞鶴>◇25日◇2回戦◇別大興産スタジアム

九州国際大付の最速145キロ右腕、山本大揮投手(3年)が5安打完封で勝利に貢献した。

この日最速144キロ直球と、直球と球速に差がないというカットボールを駆使し「最後はバテバテだった」という全力投球。「(楠城監督から)後ろに(エース)柳川がいるから飛ばしていけと言われた」と言い、序盤からエンジン全開だった。冬場は10数種類のスクワットメニューを1日1400回、毎日約3カ月続けるなどして体力強化。体重は5キロ増え球威も抜群だった。