ドラフト注目の九州国際大付・柳川8回無失点6奪三振、準決勝進出に貢献

<春季九州高校野球:九州国際大付7-0宮崎商(8回コールド)>◇準々決勝◇27日◇臼杵市民球場

九州国際大付のドラフト候補で最速152キロ右腕・柳川大晟投手(3年)が、8回138球を投げ8安打無失点、6奪三振の力投で準決勝進出に貢献した。

今年に入り3センチ伸びた191センチの長身から投げ下ろす伸びのある直球に加え、スライダーやフォーク、「引っかかり気味だったが終盤良くなった」というカットボールを駆使して翻弄(ほんろう)。特に3回からは「体の開きがあったが開かないようにし、低めを意識した」と安定感を増していた。

8回に女房役の野田海人捕手(2年)が頭部死球で負傷交代したが、動揺なく8回まで先発の役目を果たした。