プロ注目の旭川実・田中楓基が投打で活躍 4回無失点&ランニング3ラン

旭川実対留萌 4回1安打無失点、自己最速タイの147キロをマークするなど好投した旭川実のエース田中楓(撮影・永野高輔)

<高校野球春季全道地区予選:旭川実12-0留萌>◇旭川地区2回戦◇8日◇旭川スタルヒン

昨秋の北海道大会準優勝の旭川実が、留萌を5回コールドで下し初戦突破した。

プロ注目右腕のエース田中楓基(3年)が先発し4回1安打4奪三振無失点。打者12人で切って取り、自己最速タイの147キロをマークするなど好投した。3回1死一、二塁では自身初となる右越えランニング3ランも放ち、打撃でも貢献した。

昨秋は北海道大会決勝で北海に0-1で惜敗。本塁打による1失点で、センバツ切符を逃した。「投球練習中に北海のことが頭に浮かぶ。ゴールデンウイーク中は札幌のチームと練習試合ができなかった。まずは全道に行って札幌の強いチームと対戦して、夏の甲子園につなげたい」と話した。