磐城エース佐藤綾哉112球力投「自分の投球ができた」敗戦にも手応え

磐城対聖光学院 先発し9回1失点で好投した磐城・佐藤綾(撮影・佐藤究)

<高校野球春季福島大会:聖光学院1-0磐城>◇22日◇準決勝◇あいづ球場

先発した磐城のエース右腕・佐藤綾哉(3年)が、112球の力投も実らず力尽きた。

立ち上がりに失点を許すも、2回以降はスコアボードに0を並べた。最速140キロ直球にカーブ、スライダーを織り交ぜた。6回1死二塁の場面では、ギアを入れて、3番と4番を打ち取り「よっしゃ-」と声を上げた。「最少失点に抑えられて、自分の投球ができた。夏につながる負け方だった」と敗戦の中にも、手応えをつかんだ。