専大松戸が初優勝、千葉県勢では習志野以来10年ぶり 春季関東大会

関東第一対専大松戸 力投する専大松戸先発の中舘(撮影・野上伸悟)

<春季関東大会:関東第一6-7専大松戸>◇23日◇決勝◇山日YBS球場

初めて決勝に進出した専大松戸(千葉)が、初優勝を飾った。7-6で、関東第一(東京)に勝利した。

千葉県勢では、11年の習志野以来10年ぶりの優勝となった。

初回に敵失と山口颯大(そうた)内野手(3年)の適時中前打、横山瑛太内野手(2年)の犠飛で3点を先制。その後も好機を逃さず得点を重ね、リードを広げた。

先発した中館宙(みち)投手(3年)は、9回途中まで安定した制球力で試合をつくった。

初優勝を狙っていた関東第一は、8回に石見陸捕手(3年)の左越えソロで1点を返した。さらに9回に2死球もからみ、打者一巡の猛攻で5点を奪う粘りを見せたが、4失策や走塁のミスも響いた。