旭川明成が初戦突破 V打加藤、次戦プロ注目旭川実・田中打ちだ/北北海道

旭川北対旭川明成 4回表旭川明成1死二塁、勝ち越しの左前適時打を放つ加藤(撮影・山崎純一)

<高校野球北北海道大会:旭川明成4-3旭川北>◇29日◇旭川地区Dブロック1回戦◇旭川スタルヒン

旭川明成が、旭川北との接戦を制して初戦を突破した。2-2の4回1死二塁で、加藤泰聖遊撃手(3年)が左前に勝ち越し適時打。「開き直っていきました。うれしかった」。練習ではプロ注目右腕旭川実・田中楓との対戦を見据え、打撃マシンを140キロ後半に設定するなど、スピードボールを打ち込んできた。「挑戦者のつもりで立ち向かっていきたい」と旭川実との次戦へ意気込んだ。

▽1点差の接戦を制した旭川明成の千葉広規監督(44) 苦しかった。1つ勝つのは難しいですよね。それを実感しています。

▽7回からリリーフし無失点に抑えた旭川北・石川舜也主将(3年) なかなかチームを引っ張ることができなくて苦しい時期もあったけど、みんなに助けられてここまでできた。

▽接戦に敗れた旭川北・笹森敦監督(53) 点数を取り切れなかったのは自分の采配も悪かったのかな。