札幌第一39安打戦制す 北広島は相手上回る20安打も惜敗/南北海道

札幌第一対北広島 惜敗しスタンドにあいさつする和田主将(左から4人目)ら北広島ナイン(撮影・小林憲治)

<高校野球南北海道大会:札幌第一14-10北広島>◇1日◇札幌地区Hブロック2回戦◇札幌麻生

昨夏の独自大会王者、札幌第一が苦しみながらも、両校計39安打が飛び交った打撃戦を制した。

初回に幸先よく3点を先制するも、北広島の猛攻を浴び一時は4点を追う展開に。それでも川口友翠主将(3年)は「つないでいけば逆転できると思っていたので焦りはなかった」と5回に打者12人の猛攻で逆転に成功。「一高のプライドとして支部予選で負けられない」と次戦でも必勝を誓った。(札幌麻生)

●相手を上回る20安打も実らなかった北広島・和田大空主将(3年) 去年コールド負けの相手に力は出せたが、勝てなくて悔しい。将来は日本ハムのボールパークも含めて北広島を盛り上げることに貢献したい。