川越・浅香主将涙止まらず、終盤粘るも初戦敗退、将来の夢は検察官/埼玉

八潮南対川越 9回裏川越2死一、二塁、相手の失策を誘う内野フライを放つも追加点は奪えなかった浅香主将(撮影・保坂恭子)

<高校野球埼玉大会:八潮南3-1川越>◇9日◇1回戦◇大宮公園野球場

川越は、終盤に粘りをみせたが初戦敗退となった。最後の打者となった浅香成哉主将(3年)は、涙が止まらなかった。

「(最後の打席は)今までやってきた仲間の顔が思い浮かんでいた。この結果が、残念です」と震える声を絞り出した。

2点を追う9回2死一、二塁、なんとか1点でも返そうとボールに食らいついた。捕手の失策を誘う内野へのフライとなったが、一塁走者がアウトとなり、走塁ミスが響いて試合終了。「自分が打てなかったことがすべて。直球を思い切りいこうと思っていたけど、とらえられませんでした」。紫村英敬監督は「チャンスで1本が出るか出ないか。(走塁は)冷静な判断ができるように、普段から指導をしていかないといけない」と話した。

浅香の将来の夢は、検察官。野球は、ひとまず高校で区切りをつけるつもりだ。最後の夏の幕切れは悔しいものになったが、この経験が糧になる。「主将としての経験で得た責任感や判断力を、生かしたい」と次なる夢に向かって努力を続ける。