西武台千葉・皆川監督の夏終わる「野球王国千葉の復活を期待」エール/千葉

西武台千葉対専大松戸 今夏で、退任を発表していた西武台千葉の(左から2番目)皆川監督。2回戦敗退で、西武台千葉での33年に渡る指導を終えた(撮影・保坂淑子)

<高校野球千葉大会:専大松戸14-0西武台千葉>◇11日◇2回戦◇袖ケ浦市総合運動場野球場

今夏限りで退任を表明していた皆川浩一監督(61)の夏が終わった。

打線が2安打と沈黙。投手陣も4人をつぎ込んだが被安打11の14失点と振るわなかった。皆川監督は「最後に素晴らしいチームと試合ができた。甲子園に出てほしいと思わせるチームでした。野球王国千葉の復活を期待しています」と、専大松戸にエールを送った。

新発田農から法大をへて、我孫子でコーチ、新潟の中条工で監督を務め西武台千葉の監督に就任した。甲子園出場こそ果たせなかったが、08、09、12年には夏の千葉大会で準々決勝に進出するなど、33年間、チームを率いた。

来年3月までは顧問として新体制に引き継ぐ。

【関連記事】千葉大会組み合わせ