“二刀流”九州産・吉川楓汰「真っすぐで押せた」背番号「3」が力投1失点

筑紫台対九産大九産 先発し5回1失点と好投した九産大九産・吉川は勝利の笑顔を見せる(撮影・只松憲)

<高校野球福岡大会:九州産10-2筑紫台>◇12日◇3回戦◇小郡市野球場

“二刀流”の九州産・吉川楓汰投手(3年)が5回1失点と試合を作り、4回戦進出を決めた。「真っすぐが走っていたので真っすぐで押せてよかったです」と、直球主体の投球でゲームメーク。背番号は3番で、内野手も兼任しながらチームを引っ張っている。この日も2回2死二塁で中前適時打を放った。次戦に向けては「ピッチャーをやるなら、絶対に抑えるんだという強い気持ちで投げたいです」と意気込み、77年以来44年ぶりの聖地を目指す。

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