駿台甲府が5回コールド圧勝 石川3回無安打 森本3ラン/山梨

駿台甲府の先発石川大樹投手(2年)は3回を投げ山梨打線をノーヒット4奪三振1四球に抑えた(撮影井上真)

<高校野球山梨大会:駿台甲府13-0山梨(5回コールド)>◇15日◇3回戦◇山日YBS球場

春季大会を制した駿台甲府が、5回コールドで大勝した。初回に3点を先制。山梨の先発石原駿乃介(3年)を攻め、1死一、二塁から4番茅野泰喜内野手(3年)が左前に先制適時打。さらに1死満塁から木山陽斗外野手(3年)の内野ゴロも、併殺を焦った山梨守備陣にエラーが出て、2点を追加した。

先発の石川大樹投手(2年)は、安定した内容で3回を無安打4三振でほぼ完璧に抑え込んだ。

打線は好調で、3回には森本耕志郎捕手(2年)の3ランなどで8点を奪い大差をつけた。

試合後の但田邦之監督(29)は「得点はしていますが、見えないところでミスが出ています。先の塁を狙おうという点では走塁でアウトになる場面もありましたが、それはいいと思います。それ以外のところでもっと徹底して積極的に行かないと」と、非常に落ち着いた口調で辛口に試合内容を評価した。