旭川東21年ぶり北大会勝利届かず「野球続けたい」2安打の長坂/北北海道

釧路北陽対旭川東 1回戦で敗退しベンチ前で肩を落とす旭川東ナイン(撮影・黒川智章)

<高校野球北北海道大会:釧路北陽12-5旭川東>◇15日◇1回戦◇旭川スタルヒン

旭川東は21年ぶりの北大会勝利に届かなかった。7回コールド負けも、主将の長坂は7回2死一、二塁で左翼線に適時二塁打を放つなど2安打1打点。

昨秋の大会後、長打狙いから、バットをコンパクトに振る単打狙いのスイングに変え「フォームを変えたことがチャンスでの一打につながった」。大学で野球を続けるか迷っていたが「何かを残してしまった気がする。受験で大学に行き、野球を続けたいと思う」と話した。

▽旭川東の佐藤俊行監督(42) 主将の長坂がよく引っ張ってくれた。3年生が少ない中、粘り強い打撃で、足りないものを2年生たちに気付かせてくれた。この反省を秋に生かしたい。