作新学院、10連覇へ初戦突破「走攻守全てに課題」小針監督/栃木

作新学院対栃木 7回表作新学院無死二、三塁、右前に勝ち越し適時打を放ち、一塁上で喜ぶ相場遊撃手(撮影・関根直人)

<高校野球栃木大会:作新学院8-2栃木>◇16日◇2回戦◇栃木県総合運動公園野球場

10連覇を目指す作新学院が2回戦から登場し、16残塁2失策1野選と精彩を欠きながらも、8-2で栃木を破った。試合後の小針崇宏監督(38)は「1歩甲子園に近づいたのか、1歩遠ざかったのか、走攻守全てに課題が残る。特に序盤の攻撃ですね。初戦独特の緊張感はもちろんあったが、雰囲気にのまれるのも実力」と淡々と振り返った。

3打数無安打で途中交代をした田代健介主将(3年)は「次戦は背番号をいただいている代表として奮起したいと思います」と巻き返しに意欲。3回戦は小山と対戦する。