日大三が初戦を突破 栃原-宇山 継投で明学東村山に完封勝利/西東京

明学東村山対日大三 2番手でマウンドに上がった日大三・宇山翼投手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球西東京大会:日大三4-0明学東村山>◇17日◇3回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

2季連続都大会準Vの日大三が初戦を突破した。

2投手の継投で、相手打線を無失点に封じた。先発の栃原涼太投手(3年)が4回までリズムの良い投球で、3安打に抑えた。5回2死一塁、カウント2-0とボール球が先行したところで、エースの宇山翼投手(3年)にスイッチ。難しい場面での継投に宇山は「栃原が頑張ってくれてたので、しっかりいこうと思いました」と気合十分。先頭には四球を出したが、後続から三振を奪い、無失点に抑えた。

小倉全由監督(64)は「(継投の場面を)あれは自分が反省ですね。バッターの頭からいけば良かった。酷なことさせちゃいましたね」と振り返った。