昨秋履正社撃破の山田 健闘報われず惜敗、試合後ナインは号泣/大阪

<高校野球大阪大会:大阪3-2山田>◇2回戦◇21日◇南港中央

山田(大阪)の健闘は報われず、大阪に惜敗した。3回に2点を先制されたが6回に追いついた。

右腕先発の坂田凜太郎投手(3年)は右足ふくらはぎをつりながらも完投したが、9回にサヨナラ負け。「自分がもっといい投球をしたら勝てた。悔しい」。試合後のナインは号泣し、親にねぎらわれると涙が止まらなかった。昨秋府大会で履正社を撃破し、近畿大会に進出した。坂田は「もともと甲子園は遠いところにあると思っていた。秋で近くに見えた」と言う。無心で夢を追い、これからに生かす。