聖カタリナ学園4強 桜井頼之介3失点粘投、川口翔大3安打けん引/愛媛

西条との準々決勝で7回13安打3失点と粘投した聖カタリナ学園・桜井頼之介(撮影・古財稜明)

<高校野球愛媛大会:聖カタリナ学園10-3西条(7回コールド)◇準々決勝◇23日◇坊っちゃんスタジアム

今春のセンバツに出場した聖カタリナ学園は、プロ注目の投打の軸が奮闘し、ベスト4に進出した。先発した最速146キロ右腕の桜井頼之介投手(3年)が、13安打を浴びながらも、要所をしのぎ7回3失点と粘投。5点リードの7回に味方打線が2点を奪って、コールド勝ちを収めた。桜井は「調子自体は悪くなかったんですけど、相手打線が粘り強かった中で、なんとか自分も粘って投げました」と汗を拭った。

打っては4番川口翔大内野手(3年)が3安打3打点と実力を発揮し、11安打10得点の猛攻をけん引した。川口は「自分たちが今まで強化してきた打撃がしっかりと出せて、大量点につながったと思う。その点に関してはよかったと思います」と振り返った。

26日の準決勝では、24日の松山商-東温(坊っちゃんスタジアム)の勝者と対戦する。