智弁和歌山サヨナラ勝ち 延長から登板の中西が好救援/和歌山

初芝橋本対智弁和歌山 サヨナラ勝ちを喜ぶ智弁和歌山ナイン(撮影・滝沢美穂子)

<高校野球和歌山大会:智弁和歌山3-2初芝橋本>◇準々決勝◇23日◇紀三井寺

今秋ドラフト候補の智弁和歌山エース、中西聖輝投手(3年)が好救援で激闘を制した。

9回に追いつかれると、延長10回から登板。外角低めスライダーや146キロ速球などで4回1安打無失点。4者連続を含む6三振を奪って勝負どころで敵を寄せつけず、サヨナラ勝ちに貢献だ。「ピンチの場面や負けると思われるところで、僕が投げてチームに勝てる雰囲気をもたらす投球をしようと思っていました」。複数球団が視察する前で存在感を示した。