天理の主砲・瀬千皓が高校通算21号「流れつかむ1本が打てました」/奈良

法隆寺国際対天理 5回裏天理1死、中越え本塁打を放つ瀬(撮影・白石智彦)

<高校野球奈良大会:天理5-0法隆寺国際>◇24日◇準々決勝◇奈良・佐藤薬品スタジアム

天理の主砲・瀬千皓左翼手(3年)が高校通算21号で、先制点をもたらした。

5回裏1死走者なしから、中堅右へソロアーチ。「センバツの準決勝では自分が打てず、流れをつかめなかった。今日は流れをつかむ1本が打てました」。1回表の守りでは2死走者なしから、左中間の大飛球を背走して好捕する場面も。「いや、あれは1歩目で逆にスタートを切ってしまって…。実は全然ダメなプレーです」と“告白”し、笑みを浮かべた。