中京大中京・畔柳亨丞がプロ志望明言「この悔しさ晴らす」準決勝敗退/愛知

中京大中京対愛工大名電 力投する中京大中京・畔柳(撮影・山崎健太)

<高校野球愛知大会:愛工大名電3-1中京大中京>◇29日◇準決勝◇岡崎市民球場

プロ注目の最速152キロ右腕、畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手(3年)擁する中京大中京が愛工大名電に敗れ、春夏連続の甲子園出場を逃した。

今大会初先発の畔柳は初回から制球に苦しむも最速148キロをマークするなど要所を締めていたが、8回に勝ち越しを許し力尽きた。「序盤は直球が浮いてしまった。8回は自分が折れたら負けると思って気持ちで投げた」。

完投負けした試合後、報道陣に聞かれて、プロ志望を明言。この日も快速右腕を視察しようとプロ9球団18人のスカウトが駆けつけていた。ヤクルト中西スカウトは「球に力がある」と評価。畔柳自身も「この悔しさをプロで晴らす」と力を込めた。