久慈東が21年ぶり4強 エース高橋桜介が奮闘、2失点完投&4安打1打点

2失点完投した久慈東・高橋

<高校野球秋季岩手大会:久慈東8-2盛岡第三>◇15日◇準々決勝◇花巻球場

久慈東が粘りの野球を貫き、久慈商時代の00年以来21年ぶりの4強を決めた。エース左腕、高橋桜介(おうすけ)投手(2年)が9安打2失点(自責1)完投。「ランナーを出しても焦らずに持ち味を出せてよかった」。94~114キロのボールで緩急をつけながら122球を投げ込み、相手打線にあと1本を出させなかった。打席では同点の5回に「自分が点を取られてしまったので、自分でかえそうという思いだった」と左前に勝ち越し打。4安打1打点と主軸の仕事も果たした。