八王子実践・斎田治之「報われた」人生初本塁打が劇的逆転ランニング満塁弾

八王子実践-八王子北 7回表八王子実践2死満塁、中越え逆転ランニング満塁本塁打を放つ斎田治之外野手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球秋季東京大会:八王子実践8-6八王子北>◇3日◇1回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

八王子実践が、両チーム合わせて21安打の打撃戦を制した。決着をつけたのは劇的な一打だった。

4-5で迎えた7回2死満塁、7番の斎田治之外野手(2年)の捉えた打球は、前進守備の中堅を越える高い飛球となった。打球が転々としている間に、打者の斎田まで一気に本塁へ生還。逆転ランニング満塁本塁打となり、試合を決めた。

人生初の本塁打だった。中高と控え暮らしが長く、今夏新チーム発足時には野球が辛くなり、退部を考えた。その時に河本ロバート監督(35)から「この学校で出会った縁を大切にしたい。お前は下手じゃないし、大丈夫だよ」と引き留められた。その後レギュラーをつかみ、値千金の一打を放った。

斎田は「中学の時から体も小さくて、ずっと補欠で悔しい思いをしてきました。今日初めて、報われたかなと思います」と胸を張った。