3連覇挑む健大高崎、東海大相模の采配注目/高校野球関東大会30日開幕

最速145キロ右腕の桐生第一(群馬)北村流音投手=2021年10月2日

来春センバツ出場校の選考資料となる第74回秋季高校野球関東大会(30日開幕、ノーブルホームスタジアム水戸ほか)の組み合わせ抽選会が7日、行われた。各県を勝ち上がった15校が参加する。センバツ出場枠は関東・東京で計6校のため、例年、4強に入ればセンバツ出場が確実視される。組み合わせは、地区予選を行っている茨城大会の代表校が決定次第、発表される。

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<展望>緊急事態宣言期間中に練習時間が短くなっている学校もあり、混戦は必至となりそうだ。3年連続10回目の出場となる高崎健康福祉大高崎(群馬)は、今夏までの長打力を誇る強打のチームではなく、清水叶人捕手(2年)を中心としたつなぐ打線。秋季関東大会2連覇中で、3連覇を達成すると、10~12年の浦和学院(埼玉)以来、史上2校目の快挙となる。

新監督の采配にも注目が集まる。今春センバツ優勝の東海大相模(神奈川)は、門馬敬治氏(51)の最後の大会となった今夏、新型コロナウイルス集団感染のため県大会を辞退。9月から元巨人の原俊介監督(44)が就任し、攻撃的な伝統のスタイルに捕手出身ならではの考えをプラスしている。求(もとめ)航太郎投手(2年)ら経験のある選手も多く、層は厚い。浦和学院(埼玉)は、30年間率いた森士氏(57)を父に持つ森大監督(30)が就任。ユニホームや帽子のデザインを変え、宮城誇南(こなん)投手(2年)を軸に投打にバランスがいい。

投手の逸材は、最速145キロ右腕の桐生第一(群馬)北村流音(りお)投手(2年)。腕の振りがよく、キレのある直球が持ち味だ。山梨学院の高橋海翔内野手(1年)は今夏から4番を務めており経験値も高い。強力打線の木更津総合(千葉)、投手陣がそろう白鴎大足利(栃木)も上位進出を狙う。【保坂恭子】

<関東大会メモ>

▼日程 10月30、31日、11月2、6、7日

▼会場 J:COMスタジアム土浦、ノーブルホームスタジアム水戸

▼出場校 

【神奈川】東海大相模、向上

【埼玉】浦和学院、花咲徳栄

【千葉】木更津総合、拓大紅陵

【山梨】山梨学院、帝京三

【群馬】桐生第一、高崎健康福祉大高崎

【栃木】白鴎大足利、文星芸大付

【茨城】地区予選中。3校が出場する。