ドラフト上位候補の明桜・風間球打「選んでもらったところに」12球団OK

ブルペンに入り投球練習するノースアジア大明桜・風間(撮影・山田愛斗)

今秋ドラフト上位候補の最速157キロ右腕、ノースアジア大明桜の風間球打(きゅうた)投手(3年)が8日、12球団OKの姿勢を表明した。秋田市内の同校グラウンドで練習を公開。その後の取材対応で「選んでもらったところに行きたいと思っていますし、そこでしっかり活躍できるようにやっていきたいです」とプロで戦う覚悟を示した。

その時が刻一刻と近づいてきた。風間は「取材の方も多く来られて実感が湧いてきましたし、来週の月曜日なので、いざ当日を迎えたら、もっと緊張するだろうなと思いました」と正直な心境を明かす。今夏の甲子園では2試合に先発し、計15回を4失点18奪三振と力投した。しかし、明徳義塾(高知)に敗れて2回戦敗退。甲子園後には週3回ぐらいのペースで練習し、けがをしない体づくりに注力してきたという。この日はブルペンで捕手を立たせての投球後、座らせて直球、カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップを計18球を投げ込んだ。11日のドラフト会議に向けて気持ちも高まっている。

ドラフト当日の11日は18歳の誕生日でもある。「重なってうれしいですし、ドラフト1位でいけるように願いながら、その日を迎えたいです」と目を輝かせた。【山田愛斗】