日大三コールド勝ちで初戦突破「まだ形にはなってない」小倉監督成長期待

日大三-立志舎 4回裏日大三1死一、二塁、三塁線を破る2点適時二塁打を放った川崎広翔捕手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球秋季東京大会:日大三8-0立志舎>◇9日◇1回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

昨秋準Vの日大三が、初戦をコールド勝ちで突破した。

5番の川崎広翔捕手(2年)が2安打3打点の活躍をみせた。4点リードで迎えた4回の第3打席。真ん中に甘く入った直球を振り切り、三塁線を破る2点二塁打を放った。「緊張もあって、タイミングが速くなりました。飛んでくれたところが良かったです」と笑顔をみせた。

ブロック予選では、2試合で42得点と打線が破壊力をみせた。小倉全由監督(64)は「まだ形にはなってないですね。この秋を経験して、冬にどれだけ伸びてくれるかな、と。そんなチームです」と、さらなる成長を期待した。