共栄学園10安打放つも好機生かせず敗退 チャンスで凡退に池田恵徳は涙

国学院久我山対共栄学園 4回表共栄学園1死、二塁、左前打を放つ池田恵徳投手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球秋季東京大会:国学院久我山6-3共栄学園>◇16日◇2回戦◇江戸川区球場

共栄学園は強打の国学院久我山を上回る10安打を放ったが、好機で一打が出なかった。

3番手で登板し、2回1/3を無安打無失点に抑えた池田恵徳投手(2年)は、試合後、涙を流した。3点を追う7回2死満塁で打席に立ったが、左飛に倒れた。「先発した茂呂が久我山相手に粘ってくれた。茂呂とチームのためにと思っていたが、チャンスで打てなかったことが悔しい」。2安打は放ったが、好機の凡退を悔いた。

原田健輔監督(35)は涙する池田を見つめ、「また先に繋がる姿なのかなと、そう思います」と来年の躍進を期待した。