上野学園敗退「気配りが出来る」小島、佐々木の連続代打安打で猛追も無念

日野台対上野学園 8回裏上野学園2死満塁、2点適時打を放つ竹島翔夢外野手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球秋季東京大会:日野台8-4上野学園>◇16日◇2回戦◇江戸川区球場

上野学園は終盤に粘りをみせたが、最後は力尽きた。

8-0で迎えた8回、先頭が倒れ、あと2アウトでコールドゲームまで追い込まれた。しかし、代打の小島文平(2年)の右前打をきっかけに打線が爆発。5安打を放ち、一挙4点を奪う粘りを見せた。

8回の集中打は小島、佐々木奏風(2年)の2者連続代打安打から始まった。小川貴智監督(35)は「彼らはまだレギュラーというわけではないんです。ただ、日頃からいろんなことに気付いて、気配りが出来るんです。そういう子で流れを変えたいなと思って起用しました」と、日常生活を大事にする2人だからこそ出た結果だった。