駒場学園が帝京の前に力尽く「冬にやりたいことが見つかった」木村泰雄監督

力投した駒場学園・佐藤夏月投手(撮影・阿部泰斉)

<高校野球秋季東京大会:帝京6-0駒場学園>◇18日◇2回戦◇江戸川区球場

駒場学園は粘りをみせるも、帝京の前に力尽きた。

先発したエース左腕・佐藤夏月投手(2年)は毎回の13安打で6失点を許したが、ピンチの度にマウンド上で「オリャア!」と声を上げながら力投し、チームを盛り上げた。「負けている状況であっても、自分たちで声を出して雰囲気をつくれる。そこがチームの強みです」と力強く話した。

木村泰雄監督(43)は「メンバーのみの練習はせずに、チーム全体で戦ってきました。負ける雰囲気をつくらないという目標は達成できましたし、冬にやりたいことが見つかりました」と話した。