日本ハム新球場で23年夏、高校野球南北北海道大会の準決勝、決勝開催

23年春に開業する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」で同年夏の甲子園出場をかけた南北北海道大会の準決勝と決勝(計6試合)を実施することが決まった。新球場を保有、運営する「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」が22日に発表し、北海道高野連とともに開催する。例年、南北海道大会は札幌にある円山球場、北北海道大会は旭川スタルヒン球場などで実施されてきた。

北海道高野連の遠藤直樹会長は「2023年、夏の甲子園大会に出場する南・北北海道の代表を、世界に誇る新球場『エスコンフィールド北海道』にて決定することとなりました。高校球児にとって、大勢の観客の皆様の前で練習の成果を発揮できる晴れの舞台となり、さらに、プロ野球の世界を実感でき、野球への情熱を一層高める機会となるものと思っています。北海道日本ハムファイターズ球団の皆様には、これまでコロナ禍での道高野連主催の各種大会運営への多大なるご支援と、園児・児童に向けた野球教室「キッズフェスタ」への選手派遣をいただいておりますことに改めて感謝申し上げますとともに、北海道の高校球児に新たな夢の舞台を準備してくださいましたことに厚く御礼申し上げます」とコメントした。

また、球団の取締役であり「ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」の前沢賢取締役事業統轄本部長は「2023年の記念すべき開業年に、北海道の球児たちが『エスコンフィールド北海道』で躍動してくれることを大変うれしく思います。これは、新球場プロジェクトが具体的にスタートした2015年から思い描いていたことであり、ついに実現するのかと思うと非常に感慨深いものがあります。高校球児の一瞬一瞬をひたむきにプレーする姿に負けないよう、スタッフ一同、全力で開業準備に臨んでまいります。今回の実現に向け、柔軟なご対応をいただきご尽力いただいた北海道高校学校野球連盟様、朝日新聞社様には心より御礼申し上げます」とコメントした。