イチロー氏 ティー打撃で細かいアドバイス、徹底した意識付け伝授

高松商の指導に訪れ、笑顔で選手らと話すイチローさん(右)(代表撮影)

マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が12日、高松市内のレクザムスタジアムで高松商(香川)ナインを臨時指導した。選手からリクエストがあり、打撃練習で実演した。

ティー打撃から細やかなアドバイスを行った。正面から投げられたトスを強振で30スイング。ナインは後ろから動きを見守った。トスを上げる人を守る正面の防球ネットに打球が当たると「この練習では、全部(ネットから)左。右側に打っていてはダメ」と話した。引っ張って体を開かないようにして打つことを重んじるためだ。徹底した意識付けから、授けていた。

フリー打撃の実演でも、選手は打撃ケージ裏に輪を作って見守った。最初はバントを繰り返す。「バントのときもバッティングと一緒。ボールからバットに当たってくるから。(右手が)右足から外れないように」。腕だけで、ボールに当てにいかないための注意点を示した。

日米通算4367安打のイチロー氏は昨年2月にプロ野球経験者が高校、大学での指導に必要な学生野球資格回復制度の認定を受け、これまでも智弁和歌山、国学院久我山(東京)、千葉明徳を指導している。