福岡県大会準V真颯館、副部長が謹慎2カ月など高校7、大学1件の処分決定

日本学生野球協会は17日、オンラインで審査室会議を開き、高校7件、大学1件の処分を決めた。

【高校】

今夏県大会準優勝の真颯館(福岡)は、副部長が体罰(部内)と報告義務違反で謹慎2カ月。10月の定期考査期間中、野球部は食堂で副部長が監督の下、勉強会を行う予定だった。部員Aは担任に勉強を教わるため、副部長に事前にその旨を伝え、勉強会には参加しなかった。Aは担任との勉強が終わった後、一般生徒と教科書を見ていたところ、見回りに来た副部長に、食堂で野球部員と一緒に勉強を行うよう指示を受けた。Aは食堂に着くと、副部長に「担任の先生との勉強が終わったのであれば、食堂に来るのが当たり前じゃないか」と胸元を2、3回押された後、手のひらで頭をたたかれた。11月に他の野球部員の保護者から同校の副校長に連絡があり、発覚した。

今夏県大会準優勝の東海大山形(山形)は、コーチが体罰(部内)と報告義務違反で謹慎2カ月。11月、コーチは部員Aが校内でのルールを守っていなかったことや、事情を聞いた際の返答に食い違いがあったとして、Aの頭をつかみ、〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)を3発たたいた。生徒の母親から、部長に対し相談があり、発覚した。

愛産大三河(愛知)の監督と部長が、報告遅れでともに謹慎3カ月。昨年6月、練習試合終了後に部員Aが同学年部員Bから暴力行為を受けた。監督と部長は部活動内のいざこざであったと判断し、ケガもなかったことから、県高野連に報告しなかった。今年10月に県高野連に匿名の通報があり、発覚した。

深谷第一(埼玉)の監督が、不適切指導で謹慎3カ月。8月の練習試合でシートノックの出来が悪かったことから、相手校の練習を見て学ぶように指示。部員全員を5分程度、グラウンドに正座の状態で見学させた。同監督は10月、部員Aに対し、グラウンド整備とボールの片付け方について指示。翌日の練習開始前、グラウンド整備の状況の悪さと、ボールが片付けられていなかったことから、全部員の前で2度にわたり、グラウンドで5分間程度正座をさせた。部員Aの保護者から同監督に連絡があり、自ら校長に報告した。

精華(大阪)のコーチが体罰(部内)で謹慎1カ月。

浜松商(静岡)の監督が暴力(部内)と報告義務違反で謹慎2カ月。部長と副部長が隠蔽(いんぺい)で謹慎6カ月。

三沢商(青森)の部長と監督が、中学生の練習参加規定違反で、ともに謹慎6カ月。

【大学】

流通科学大(阪神大学連盟)の副部長が、部費の私的流用で1年の謹慎処分。