<雑誌「静岡高校野球」編集人・栗山司のここに注目>
<春季高校野球 注目選手紹介(1)東部地区編>
今年最初の栗山司氏の連載を、3日連続でお届けします。春季高校野球の県内3地区大会(来月下旬開幕)の組み合わせがこのほど、決まりました。栗山氏が東部、中部、西部の順で、とっておきの注目選手を紹介します。第1回は、細谷斗真投手(田方農2年)です。
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昨年8月の秋季東部地区大会で一目ぼれしたのが、細谷だ。沼津と対した1回戦(4●5)で、5回1失点の好投。フォーム全体が柔らかく、特に腕のしなりが半端ない。球速は130キロ前後でも、それ以上の速さを感じ、独特のカーブとのコンビネーションで打者を仕留めていった。
サッカー少年だった細谷が野球を始めたのは、小学5年生の時。中学時代は外野手で、高校から本格的に投手となった。1年の夏から4番に座る打撃も秀逸。下半身に粘りがあり、タイミングをずらされても安打にできる。
現在は主将を務め、まさにチームの大黒柱。「冬のトレーニングで球質が上がった。春は三振をたくさん取って、チームの勝利に貢献したい」と意気込む。2002年以来、20年ぶりの県大会出場へ。投打でチームをけん引する。
◆細谷斗真(ほそや・とうま)2005年(平17)2月8日、沼津市生まれ。小学5年から野球を始め、沼津三中では軟式野球部に所属。高校入学後、1年夏からレギュラー。176センチ、70キロ。左投げ左打ち。