島田樟誠・孫俊郎投手 最速135キロ将来性豊かな本格派左腕/栗山司

今春のプレーが注目される島田樟誠の孫俊郎投手

<雑誌「静岡高校野球」編集人・栗山司のここに注目>

<春季高校野球 注目選手紹介(2)中部地区編>

春季高校野球の県内3地区大会(来月下旬開幕)の組み合わせ決定を受け、各地区の注目選手を紹介する連載の第2回です。今回は中部地区。中国人の両親を持つ孫俊郎投手(島田樟誠2年)は、身体能力が高い本格派左腕です。今春にブレークが期待されます。

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孫は左足1本で立った時、姿勢が美しい。長い左腕を豪快に振り下ろし、最速135キロのクロスファイアで右打者の内角を突く。威力は十分だ。

両親はともに中国人。愛知県で生まれ、1度は中国に渡り、その後、再び日本に戻った。小学5年で野球を始め、プロ野球選手を目指してきた。

高校入学時から、体重は7キロアップ。細かった体は、少しずつたくましくなっている。向上心があり、練習熱心。成長過程を見てきた生駒基樹監督は「ポテンシャルが高く、伸びる要素をたくさん持っている。春は孫と心中するつもりでいる」と公言する。

地区大会1回戦の相手は、昨夏準優勝校の東海大静岡翔洋。孫は「1点も与えない覚悟で臨む」という。将来性豊かな本格派左腕が、いよいよベールを脱ぐ。

◆孫俊郎(そん・としお)2004年(平16)10月1日、愛知県東郷町生まれ。同町立諸輪中時代は「TKクラブ」でプレー。高校入学後、1年秋から公式戦に登板。左投げ左打ち。178センチ、74キロ。