浜松学院・山田笑誠捕手 座ったまま一塁送球!強肩強打の伸び盛り/栗山司

強肩捕手として知られる浜松学院の山田笑誠

<雑誌「静岡高校野球」編集人・栗山司のここに注目>

<春季高校野球 注目選手紹介(3)西部地区編>

春季高校野球の静岡県内3地区大会(来月下旬開幕)の組み合わせ決定を受け、各地区の注目選手を紹介する連載の最終第3回です。今回は西部地区。強肩捕手として急成長中の山田笑誠(えま、浜松学院2年)は昨年8月、秋季地区大会2回戦で敗退(3●5浜松修学舎)。その悔しさをこの春、晴らします。

  ◇   ◇   ◇

昨年11月の第5回浜松市内大会。初優勝した浜松学院で目を引いたのが、山田だ。一番の魅力は肩の強さ。体全体にバネがみなぎり、二塁送球タイムは2秒を切る。同大会準決勝の浜松開誠館戦(7○2)では、相手が仕掛ける盗塁を何度も阻止。少しでも走者にスキがあれば刺しにいき、座ったまま一塁に送球した。打撃も体の軸のブレが少なく、中堅方向を中心に力強くはじき返す。

吉田道監督は「今まで指導してきた中で肩はNO・1」と断言。高い能力だけでなく、常に向上心を持ち、つらい練習も頑張れる選手だという。山田は「将来は上のレベルで野球がしたい」と意欲十分。まずはこの春、その強肩強打でチームを県大会に導く。(おわり)

◆山田笑誠(やまだ・えま)2004年(平16)9月29日、磐田市生まれ。8歳から野球を始め、磐田福田中では軟式野球部に所属。高校入学後、1年夏からベンチ入り。169センチ、66キロ。右投げ右打ち。