<高校野球練習試合:大垣日大7-6、9-2岐阜第一>◇6日◇岐阜長良川
第94回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する大垣日大(岐阜)が6日、長良川球場で今年初実戦に臨み、甲子園春夏6度出場の岐阜第一に連勝した。練習試合1戦目はシーソーゲームを制してサヨナラ勝ち。阪口慶三監督(77)は目を細めて言う。
「勝ったことが自信になる。勝ちながらチームを作っていく。初戦にしては、よくバットが振れたね」
昨秋東海大会4強だったが、1月の選考委員会で“逆転選出”された。この日は2戦目に大勝し、同準優勝の聖隷クリストファー(静岡)を制した選考理由の「総合力」を投打で見せつけた。中でも、7回無死満塁で右横手投げの川島功聖投手(1年)が好救援。三振と二塁併殺打で封じ、名将を「今日の収穫は川島の投球」と言わしめた。昨夏、指揮官が投手転向を打診し、横投げのリリーフ投手を育てる戦略だ。昨秋公式戦0登板の川島も「任せてもらい、信頼してもらっている」と胸を張った。
先発三松将也投手(2年)も6回無失点と、昨秋1試合登板から逆襲だ。1戦目ではエース五島(ごしま)幹士投手(2年)が7回5失点しており、名将は「(センバツ)初戦は三松も考えている」と評す。分厚い投手陣と猛打で強豪を圧倒。第4日の只見(福島)戦に向けて文句なしのスタートを切った。【酒井俊作】