【センバツ】山梨学院「C2Cブルー」の新ユニホームお披露目 初勝利逃すもインパクト残した

山梨学院対木更津総合 力投する山梨学院先発の榎谷(撮影・垰建太)

<センバツ高校野球:木更津総合2-1山梨学院(延長13回)>◇21日◇1回戦

山梨学院の策士・吉田洸二監督(52)ならではの奇策だった。タイブレークの13回裏無死一、二塁。大胆シフトで勝負に出た。中堅岩田を前進守備を敷いた一塁手の3メートルほど隣に配し、右翼星野を中堅に回して、右翼は無人。

吉田監督 私たちの(13回表の)攻撃は0点。1点をとられると終わるので、相手の作戦をバントから打ちに変えたいという思いでやりました。

極端な陣形を見せられ、木更津総合はバントをあきらめヒッティングに出た。その作戦変更を誘発させる狙いだった。打者菊地の左飛までは計算通りだったが、やや打球が伸びた。二走がタッチアップで三進に成功。同監督は「サードまでいかれたのが惜しかった。浅いフライになれば大成功に終わった。サードまで行かれたのが…」と言った。

最後は守りやすさから申告故意四球を選択し1死満塁。しかし制球がいい榎谷もさすがに崖っぷちでのフルベースは荷が重く、最後は力んで押し出し四球で決勝点を許した。吉田監督は「投手に負担になる作戦を私が使いすぎた反省はあります」。この試合で「C2Cブルー」と呼ばれるブルー基調の新ユニホームがお披露目された。初勝利には届かなかったが、インパクトを残す戦いとなった。