<センバツ高校野球:明秀学園日立8-0大島>◇23日◇1回戦
エースの自信が、明秀学園日立(茨城)の先発・猪俣駿太(3年)を成長させた。低めに丁寧に制球し、打たせて取る投球で8回を3安打無失点。「関東大会でとれなかった三振がとれたり、変化球でカウントがとれた。自信がつきました」と胸を張った。
「信じる心」が猪俣を変えた。今冬、右肩を痛めリハビリが続いた。コロナ禍もあり思うような練習ができず春を迎えた。打撃は甲子園の室内練習場で試合開始直前まで金沢成奉監督(55)の指導を受けた。体が開かないように、左半身でしっかり回る。金沢監督の熱心な指導に「あとは信じてやるだけ」と心に決め、不安を消し去った。2回には先制の口火を切る中前打。4回には2死満塁で「自信を持って打席に入った」と、中前適時打を放ち、2点を挙げた。打者・猪俣もアピールした。
「てっぺんを取りにいくぞ」を合言葉に県大会、関東大会を勝ち抜いた。猪俣は「日本一しかないです」と力強く言い切った。