【センバツ】近江・大橋大翔、春夏通じ初の8番打者サヨナラ弾 女房役が負傷のエース救う1発

浦和学院対近江 11回裏近江1死一、二塁、大橋はサヨナラ左越え3点本塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:近江5-2浦和学院>◇30日◇準決勝

近江が滋賀県勢初の決勝進出を決めた。山田陽翔(はると)投手(3年)が死球を左足に受け、激痛に耐えながら延長11回を170球の2失点完投。エース右腕の熱投に応え、女房役の大橋大翔捕手(3年)がサヨナラ3ランを放った。代替出場校の決勝進出は史上初めて。

31日の決勝で滋賀県勢初の優勝を懸け、4年ぶり4度目の頂点を狙う大阪桐蔭とぶつかる。18年以来の近畿勢対決で、開始は午後0時半の予定。

近江の8番・大橋が試合を決めた。同点の11回1死一、二塁で左翼席にサヨナラ3ラン。「小学校から野球を始めて柵越えは初めて。ベース1周できて、うれしかった」。守っては負傷の山田を苦心のリード。スライダーを増やすなど配球を変え、負傷後は無失点。「山田を支える柱になる人間が増えてきたと思う。あと1つに迫ったので全力で勝ちにいきます」と目を輝かせた。

◆サヨナラ本塁打 近江・大橋が記録。19年に来田涼斗(明石商)が智弁和歌山戦で放って以来、22本目。8番打者のサヨナラ弾は春夏を通じて史上初。