帝京が13安打3本塁打もあと1歩及ばず準決勝敗退「夏はやり返します」金田監督

帝京対関東第一 敗れた帝京ナイン(撮影・阿部泰斉)

<高校野球春季東京大会:関東第一8-5帝京>◇23日◇準決勝◇スリーボンドスタジアム八王子

帝京は13安打3本塁打の破壊力をみせるも、あと1歩及ばなかった。

2回に5番・大塚智也内野手(3年)が左翼席へソロ本塁打。5回に1番・戸田和人内野手(3年)が右翼席へ2ラン。さらに6回には8番・鵜飼陽太捕手(3年)が左翼席へ2ランと、3選手に本塁打が飛び出したが、空砲に終わった。

16日の国学院久我山戦で完封勝利を挙げた高橋蒼人投手(2年)は、登板せずに終わった。

金田優哉監督(36)は強豪復活の夏へ「打撃はいい部分も出ました。テーマは自力。そこを夏までに上げないと勝てない。4強で負けていますから、チャンピオンにならないと」と意気込んだ。ライバルとして立ちはだかる関東第一については「強いです。夏はやり返しますよ」と力を込めた。