帯広農22年スローガンは“聖勝” 昨夏甲子園経験の清水椋太主将が提案「まずは春十勝を制す」

春季十勝地区大会へ向け気合が入る帯広農の選手たち(撮影・山崎純一)

第61回春季全道高校野球地区予選の組み合わせ抽選が27日、十勝など4地区で行われた。昨夏39年ぶりに甲子園出場を果たした帯広農は5月8日の初戦で、池田・幕別清陵・広尾・本別・鹿追との対戦が決まった。22年のスローガンを「聖勝 Make new history~聖地甲子園で勝利する~」と掲げ、まずは春の全道制覇を狙う。

「聖勝」。昨夏2番二塁で甲子園の土を踏み、1安打1打点と結果を残した清水椋太主将(3年)が提案したスローガンだ。「2年前の交流試合では勝利したけど記録には残らなかった。去年も初戦で負けて記録に残る勝利というのがない。自分たちの代で高校野球の『聖』地で『勝』てるように」。目指すべき目標は明確だ。

昨秋の十勝地区予選初戦は白樺学園に1-7で敗れた。2年生エースとして、甲子園のマウンドを経験した佐藤大海(たいが)投手(3年)が先発したが序盤から制球を乱すなど2回2/3を5安打4失点で降板。7回から再登板も計8四球と制球を乱しリズムをつくれなかった。「自分はコントロールが持ち味。コーナーを突く投球ができなければ」。冬場は打者を立たせて内角ギリギリを攻める投球練習を重ね、制球力を磨いた。

チームは3月の関西遠征で春の選抜を準優勝した近江や花咲徳栄など強豪校と練習試合を組んでいたが、中止。今月23日に旭川北と旭川龍谷を相手に今季初の対外試合を行い、24日には昨秋全道準Vの旭川実とダブルヘッダーを行うなど調整を重ねている。

昨年10月秋の十勝地区大会後、副部長だった西川雄太郎監督(34)が新たに就任。監督初陣へ向けて「去年甲子園に行っているチームとしてふさわしい戦いを見せられれば。今まで大久保部長、(前任の)前田監督がつくり上げてきた帯農野球部なので、伝統を継承しつつ、新しい帯農の歴史に向かっていきたい」と力を込める。清水主将は「まずは春十勝を制すること。しっかり勝って全道大会につなげたい」と意気込んでいる。【山崎純一】