【高校野球】金光大阪猛攻7回コールド勝ちも「攻撃の弱さ思い知らされた」横井監督は妥協なし

円陣で指示を出す金光大阪・横井監督

<高校野球春季大阪大会:金光大阪9-1堺>◇5日◇4回戦◇大阪シティ信用金庫スタジアム

金光大阪が猛攻で7回コールド勝ちを収めた。

打者2巡目の4回、8安打を集中して打者11人攻撃で7得点。今春センバツ8強の実力を示した。

それでも、横井一裕監督(47)は「打力が単純にない。(近江)山田投手らのように前面に気迫を出してくる投手と対峙して攻撃の弱さを思い知らされた」と妥協はない。

センバツ準々決勝で近江(滋賀)に敗戦。山田陽翔投手(3年)を崩せなかった。この日、3安打の岸本紘一主将(3年)も「甲子園は2球目までで、勝負をかける。ストライクをどんどん振っていかないといけない。(4回は)早いカウントで勝負をかけることができた」と話し、経験を生かした。