帯広農が帯広大谷に惜敗 エース佐藤大海2回までに3失点「夏までの課題にしたい」

帯広農対帯広大谷 先発し8回3安打3失点の帯広農・佐藤(撮影・永野高輔)

<春季高校野球北海道大会十勝地区予選:帯広大谷3-2帯広農>◇10日◇2回戦◇帯広の森

帯広農が、昨夏の北北海道大会決勝で破った帯広大谷に競り負けた。

昨夏、甲子園でのノースアジア大明桜(秋田)戦に先発登板した右腕エースの佐藤大海(3年)が、2回までに3安打3四死球1暴投と苦しみ3失点。3回以降の6イニングは無安打無失点と、ほぼ完璧な投球を披露したが、序盤の失点が響いた。

佐藤は初戦に続き1年生の白幡仁捕手とバッテリーを組むも、立ち上がりの連係ミスなどもあり、リズムをつくれなかった。「経験のある僕が後輩をもっと引っ張っていかないといけなかった。最後は自分の投球ができたので、早い段階からそういう状況にできていれば。夏までの課題にしたい」と反省した。