駒大苫小牧コールドで全道切符 エース伊藤、4番瀬野がけん引 3年ぶり春王者目指す

駒大苫小牧対苫小牧工 先発した駒大苫小牧・伊藤(撮影・山崎純一)

<春季高校野球北海道大会:駒大苫小牧10-2苫小牧工>◇室蘭地区代表決定戦◇14日◇とましんスタジアム

室蘭地区で代表決定戦2試合が行われた。Bブロックでは駒大苫小牧が7回コールドで苫小牧工に勝利し、2年連続春全道切符をつかんだ。空知地区では滝川西が4-1で岩見沢農を下し、15日の代表決定戦に進出。センバツ出場枠で全道出場権を持つクラークとの対戦となったため、全道大会出場が決まった。

駒大苫小牧がコールド勝ちで2年連続の全道進出を決めた。先発の背番号1伊藤駿哉投手(3年)が7回途中2失点(自責1)と試合をつくった。打っては4番に座った2年生瀬野創太郎一塁手が2安打3打点と打線をけん引。「緊張はあったけど、監督やコーチ、応援してくれる方へ恩返ししたい」と臨んだ試合で結果を残した。昨秋全道では1回戦で今春センバツ出場のクラークに1-4で敗退。3年ぶり春王者を狙う。