能代4年ぶりV逃す 先制するもあと1本が出ず追加点奪えず エース高橋瑛斗10奪三振もむなし

専大北上対能代 先発した能代・高橋(撮影・佐藤究)

<春季高校軟式野球東北大会:専大北上5-1能代>◇決勝◇13日◇県営あづま球場

能代(秋田1位)は先発したエース右腕、高橋瑛斗(3年)が8回6安打5失点(自責4)。132球を投じ、10三振を奪う力投もむなしく4年ぶりの優勝を逃した。

初回に1点を先制するも、2回以降は無得点。この試合、放った安打は相手より2本上回ったが、好機で1本が出なかった。小野渓監督は「要所で決め切れなかったけど、冬場取り組んできた打撃の成果は出してくれた」と手応えと課題を語った。この貴重な経験を夏へとつなげる。