札幌南・萩野遥太、高校初アーチで勝利呼び込む「流れを取り戻すことができた」/南北海道

札幌南対恵庭南 8回表札幌南無死、萩野はダメ押しとなる右越え本塁打を放つ(撮影・佐藤翔太)

<高校野球南北海道大会:札幌南9-4恵庭南>◇27日◇札幌地区Bブロック1回戦◇札幌円山

札幌南・萩野遥太右翼手(3年)が、高校初アーチで勝利を呼び込んだ。

2点差に迫られた8回先頭の打席で右越えにソロ本塁打。「いい形で振ることができた。流れも悪かったので、自分のバットで流れを取り戻すことができてよかった」とうなずいた。チームは田畑広樹監督(39)が主将として出場した00年以来22年ぶりの聖地を狙う。まずは地区突破へあと2勝だ。

◆公式戦初登板初先発した札幌南・生部漣次郎投手(3年) 緊張しました。足が思ったよりも動いてくれなくて。それでうまく(ボールを)コントロールすることもできなかった。次は流れを渡さないことを意識したい。

◆恵庭南・得能康宏主将(3年) 試合に出ているメンバーは2年生も多い。今日の試合を無駄にしないで、新チームで秋になんとか頑張ってほしい。

◆9回123球の熱投も勝利をつかめなかった恵庭南・山田あう投手(3年) 楽しめました。(将来は)理学療法士になって、人を助ける職業に就きたい。