駒大苫小牧5回ノーヒットノーラン継投で初戦突破「日本一を目指したい」/南北海道

3人で5回無安打無失点に抑えた駒大苫小牧の(左から)先発・伊藤、2番手・中西、3番手・袋井(撮影・永野高輔)

<高校野球南北海道大会:駒大苫小牧14-0苫小牧高専>◇29日◇室蘭地区Bブロック2回戦◇とましんスタジアム

駒大苫小牧が3投手の無安打無失点リレーで初戦を突破した。

先発・伊藤駿哉(3年)が3回まで、4回を中西俊介(3年)、14点差をつけた5回は袋井悠之介(2年)が登板し、5回コールド勝ちにつなげた。中西は4月に左肘を負傷し今春はベンチ外。負傷後は、6月上旬までノースローで調整し、本番に臨んだ。「春に出られなかった分、この夏にかけている。投手陣みんなで力のあるボールを投げて、まずは甲子園、そして日本一を目指したい」と意気込んだ。

▼駒大苫小牧・伊藤投手 初戦だったので特にコントロールを気をつけて投げた。次戦以降も1戦1戦ベストを尽くしたい。

▼駒大苫小牧・袋井 僕だけ四球を出してしまった。春の全道の知内戦も僕のせいで負けている。しっかり反省を生かしたい。