春の県王者・秋田商、ノーシード湯沢翔北に敗れる 太田監督「1点が遠かった」/秋田

最後の打者となり、その場で泣き崩れる秋田商・佐々木洸(左奥)(撮影・佐藤究)

<高校野球秋田大会:湯沢翔北2-0秋田商>◇9日◇2回戦◇こまちスタジアム

最後まで1点が遠く、春の県王者・秋田商が初戦で姿を消した。

太田直監督は「チャンスはつくりましたが、最初の1点が遠かった」。2点を先制された直後の7回に1死二、三塁、8回には1死一、三塁、最終回にも1死一、二塁と終盤に3度の得点機を演出するも勝負どころで拙攻が響き、生かすことはできなかった。「後悔しきれない。攻めきることができなかった」と唇をかんだ。