駿河総合、双子投手の夏終わる 原崎弟ツメを負傷、急きょ先発兄無念/静岡

試合後にグータッチをする駿河総合の原崎兄弟。左から兄の雄陽、弟の翔陽

<高校野球静岡大会:浜松工5-2駿河総合>◇18日◇2回戦◇浜松

駿河総合の双子投手の夏が終わった。

プロ注目左腕で弟のエース原崎翔陽(3年)が先発するはずだったが、1回戦のオイスカ浜松国際戦で左手人さし指の爪を負傷。急きょ兄の右腕・原崎雄陽(3年)が先発した。6回途中から翔陽が継投。8回に浴びた満塁本塁打が致命傷になった。「エースなのに自分のケアをできず、ふがいなかった」。2人とも大学進学を希望し、野球を続けるつもりだ。